TシャツはNIGO®︎が携わったものしか身につけない

TシャツはNIGO®︎が携わったものしか身につけない

当然ですが、 私が TシャツはUTか、HUMANMADEのものしか身につけないと決めています。今日はその理由をブログに書いておこうと思い、筆を取った次第です。UTも、HUMANMADEも、ともにNIGO®️というクリエイターが携わっているブランド、プロダクトになります。

特に春〜夏にかけて、Tシャツが毎年発売されている。ロット数が多くなく、買いそびれると買えなくなってしまうことも多いため、良いデザインのものは衝動買いせざるを得ない。

NIGO®️とは

NIGO®️については自分が語るよりも、wikipediaなどを参照された方がわかりやすいと思います。下記がwikipediaからの引用になります。

NIGO®(ニゴー[1]1970年12月23日[2] – )は、日本ファッションデザイナーファッションディレクター、および音楽プロデューサー[3]1990年代裏原宿系ファッションブームの火付け役となったファッションブランド「A BATHING APE®」(ア・ベイシング・エイプ)の創業者[4]。高級ストリートファッションの先駆者として知られる[5]DJなどの音楽活動もあり、実業家でもある。現在は「A BATHING APE®」の仕事からは離れ、フリーランスとして自身のブランド「HUMAN MADE」のデザインを手掛けるほか、ユニクロのTシャツブランド「UT」のクリエイティブディレクターや、カレーショップ「CURRY UP」、ヒップホップグループ「TERIYAKI BOYZ」のプロデュースなど幅広い分野で活動を展開している。

NIGO®️ wikipediaより引用

ようするに、アイドルもカレー屋も、ファッションブランドもプロデュースする、かつて一斉を風靡したファッションデザイナーさんです。

雑誌「Pen」にて特集された際のもの。NIGO®️についてかなりわかりやすく、多岐にわたり情報が記載されている。過去Tokyo design week.tvに出演した際により詳細な情報を本人が話していたが、現在非公開設定となっており、閲覧する術はない。
「adidas」と長期パートナー契約(adidas日本法人とではなく、本社との契約)を結んでおり、コラボアイテムの作成に現在に至るまで行なっています。
HUMAN MADEと過去にKFCがコラボした際のもの。Tシャツほか多数カーネルサンダースを用いたアイテムが限定販売された。このコラボの影響で、HUMAN MADEにしては珍しく、冬にTシャツの新作を出す形となった。(コラボアイテムの販売は2018年冬だったため、基本的にTシャツの新作は春〜夏に発売)

NIGO®️ではなく、APEとの強烈な出会い

おしゃれなことが気になり始めた、小学校5年生の頃に、話は遡ります。宝島社から出ていたA BATHING APE®(以下APE)の季刊誌を、近所のBOOKOFFで見つけた事が、全ての原点でした。

当時既にAPE自体は一時期に比べ下火だったのですが、それでも猿の惑星を彷彿とさせるロゴマーク、独特の迷彩に強烈に魅了されたことを、今でも鮮明に覚えています。その後も度々ファッション誌などのコーディネート欄や、街中で見かけた人のパーカーに印刷された「APE」の文字を見るたび、大都会の青春を謳歌する若者、新しいものを自分で常に創り出すNIGO®️というカリスマ的存在に対し、強い憧れを持ちました。

時は流れ

それから時は流れ、しばらくファッションとは無縁の生活を送っていたのですが、大学一年生の時に、近所の本屋さんで右近亨さんという方が編集長をされている『HUgE』という雑誌に出会い、再びファッションに興味関心を持つようになります。

『HUgE』の中でもっとも好きな号「食べる つながる」特集。ハイブランドものの広告が多く掲載されており、その点も今の仕事をする上で勉強となった。

【参照】SHIPSと人 ~編集ディレクター 右近亨さん~

どちらかと言えばモード系のファッションに精通していた雑誌だったため、特にその雑誌を読み、APEを購入し始めるという流れは起こりませんでした。またファッションだけではなく、映画や音楽、食生活、文学、サブカルチャーについても、この雑誌に強く影響を受けました。(現在は休刊済み、いずれ『HUgE』だけで一本記事を書きたい)

【参照】雑誌「HUgE」が12月24日発売号で休刊

ただし自分の中でなぜか、「こういったおしゃれなものを身につけたり、おしゃれな文化を田舎者が享受しようとしてもな」というマインドブロックがあり、Tシャツなど目につきやすいようなファッションアイテムの着用は避け、ニットキャップなどのアイテムに関心を注いでました。のちに「UNDERCOVER」のジョニオがNIGO®️とかつて同じお店で働き、裏原宿のムーブメントの担い手であったことを知り、驚愕することになります。

「LABYRINTH OF UNDERCOVER “25 year retrospective”」にて撮影(2015)

そしてついに二十歳にして東京へ

APEに対する関心はすでに0になっていましたが、「NIGO®️さん何やってんの」ということに興味を惹かれ、Youtubeで調べたところ、どうやら色々なことが僕がファッションから興味関心を無くしていた間に起こっていたことを把握。

【参照】NIGO®️語る40歳からのリスタート「APEを手放して地に足が着いた」
【参照】ノリと勢いだけのブランドは今後生き残れない

HUMAN MADEに行く

ファッションにも興味がない自分とは言え、広告代理店に就職した年の夏、少しだけファッションに近い、クリエイティブな生業にありつけたことへの満足感に浸りたくて、HUMANMADEのTシャツを買いに、原宿のショップへと足を運びます。

その時に買ったTシャツがこれ。

はじめて購入したHUMAN MADEのTシャツ。当時伺った際はこれしか取り扱いがなく、本来欲しいものではなかったが購入せざるを得なかった。

恥ずかしい話だが、Tシャツに6000円以上を出したのはこの時が初めて、触り心地も安物とは違い、衝撃的だったことを今でも覚えています。「これが…NIGO®️か!!」と震えました。またお店にいったことがある人ならわかる通り、めっちゃおしゃれ。おしゃれさにビビりつつ、彼がたびたび動画などで発言していること「時代は繰り返す」「ファッションには周期性がある」「アメカジが好き、周期的にまたくる」「猿から人になる、孫悟空、だからAPEからHUMAN」といったコンセプトが全て押し込まれ、そして破綻していないHUMAN MADEに心から惹かれてしまうのでした。

特殊な製法で作られており、肌触りは抜群に良いが摩擦には少し弱い。このような形で、かなり穴が空いてしまいやすいが、それでもなかなか捨てられない。

HUMANMADEのTシャツは約6,000〜10,000円で購入可能ですが、小ロット生産のため人気のデザインのものは即売り切れてしまいます。そのため、気に入った物に関しては早急に衝動買いするように心がけています。

またHUMAN MADEだけではなく、数年前よりNIGO®️がUTのデザイナーに就任し、UTも彼の意向でここ数年かなり斬新されています。

【参照】ユニクロTシャツをビンテージに NIGO®️氏に聞く

直近だとこんなUTも出ています。

NIGOはSWの国際的なコレクターとしても有名。過去に「自分のルーツを売る」と題し、かなり大規模なコレクションの売却を行なってしまったが、今でもSWについて度々発言している。

【参照】【NIGOは二度死ぬ】NIGOのサザビーズカタログが衝撃的!

一般的なSWマニア同様、特にエピソード4〜6を好むという。左側を走行するR2D2と呼ばれるエピソード4〜6でメインに活躍したアンドロイド。主人公・ルークと共に搭乗するなどし、作中でも活躍した。

【参照】ユニクロ「UT」の新プロジェクト「マスター オブ グラフィックス」始動 日本発3人の「スター・ウォーズ」マスターによる 珠玉のUT、4/29 (月)発売

結局なぜNIGO®️のTシャツを着るの?

僕が東京に出てきたきっかけは複数ですが、最初の原始的な欲求を掻き立てたのは、NIGO®️で間違いありません。そのことを忘れないためにも、なるべく彼のマインドを感じられるものを肌身に身につけておきたいと考え、Tシャツをきています。

NIGO®️のアウトプットから、NIGO®️が何を見ているか考える

何を作る方ではなく、何を見て、何を作るかだと思います。作り出されたそのものではなく、作られたものそのものを見て、元ネタについて考えてみたりすることが大切だと思います。

アメリカのカルチャーから強く影響を受けたNIGO®️。アイディアもアメリカ源流のものを用いてアレンジしているものが多い。

さりげない要素にも、遊び心や、こだわりがあります。

動画内3:25ごろから商品に隠れたロゴマークや、工夫について商品を用いて具体的に説明しています。
動画内にてSW、エピソード4にて登場する「グリード」について語っている。この数年後にUTにてグリードにフォーカスしたデザインのものを販売する。非常に一貫性がある趣向性が見てとれる。

服はただ買って着るのではなく、作られた材質や、デザインの経緯を把握した上で楽しむことで、ファッション固有のおしゃれという楽しみ以外の、別の楽しみを見出すことができます。